東芝こけしライト


K-105

こけしライト K105
レンズの中央部の「Toshiba」の文字 赤とんぼ…というよりは彼岸花?
電池を入れて使用するこけしです 金属製のリフレクターと、2.5Vスポット球
スライド式のこけしスイッチ けっこう大きい!!

東芝

Made in Japan

電源 光源 光度 電池寿命 本体重量
単一形乾電池 2本 2.5V/0.5A スポット球 --- --- 414g(電池込)
本体サイズ 材質 付属品 防水性 購入価格
54*237mm 木製ヘッド・樹脂ボディ --- なし ---

 

 各家庭の「茶の間」や「床の間」に飾っておくのに最適な、東芝製の懐中電灯「K-105」です。ぱっと見『こけし』にしか見えませんが、電池を入れればちゃんと使えるこけしです。

 こけしの首がグルグルとよく回るので、ここでライトをON/OFFするのかな?なんて思ってしまいましたが、スイッチは別にありました。スライド式の普通のスイッチで、操作は確実です。

 明るさは想像以上に暗く、照射パターンも汚いです。屋外での使用は、ちょっと厳しいのでは?なんて考えましたが、限りなく「非常灯」に近い存在だと思われるこのこけしに限って、要らぬ心配だと気づきました。

* 夜の茶の間で、こたつを囲んでの家族の団らん。そこへ訪れた不意の停電。父は慌てず娘に指示を出す。「おい、恭子。こけしこけし」。もちろん、この家の家族全員が、テレビの上に置いてあるこけしが光る事を知っており、父が発した咄嗟の一言にも動揺などしようはずもなかった。とはいえ、暗順応もしていない目で、一つだけ「ただそこにあるこけし」を手にするのは容易ではない。手探りでゆっくりと闇をかき分けながら、それと思わしきモノを握り締めるも「恭子、違う。それは父さんのこけしだ」などといったハプニングを乗り越えつつ、やっとの思いで手にしたこけしに明かりが灯り、家族の顔を照らし出す。そこには、闇の不安から解放された穏やかなこけしの様な表情が、いくつも並んでいたといいます。―そんな有様を思い浮かべさせてくれるこのライトを作った人は、ものすごくおもしろい人か、忍者の末裔なのだと思います。

 

こけしの顔 その壱  木の温もりを感じることができる
ヘッド部。というか頭。

 故に、頭部が光ってランタンに…
なんて事はありません。

こけしの顔 その弐  とても穏やかな表情です。
こけしの顔 その参 (接写篇)  とても穏やかな表情です。
   

 


近距離照射比較

写真中央部までの距離 約 3.5m

 
* 東芝 K-105 は、単1形アルカリ乾電池を 2本使用。
* National FF-115C は、単1形アルカリ乾電池を 2本使用。
* MAG-LITE 2D は、単1形アルカリ乾電池を 2本使用。
* SUREFIRE E1e は、CR123Aリチウム電池を 1本使用。

至近距離照射比較

写真中央部までの距離 1m

* 中心、出てますか?「たぶんこの辺が」って思いますが…。>K-105


おまけ

K-105 / TL-3 / SCORPION / Z3 / E2D / SF-501

* あなたは、どのこけしを選びますか?


 

 

[[[ BACK ]]]

Copyright:(C) 2005 日本フラッシュライトチャンネル桜 All Rights Reserved.