強力水中ハロゲンライト
BF-772
National |
電源 | 光源 | 耐水圧(仕様より) | 本体重量 |
単1形乾電池 6本使用 | 7.2V/0.85A ピリケン(ハロゲン)球(MB-72PH) | 6kg/cu(約60m) 30分間 | 1,885g(電池含) |
本体サイズ | 付属品 | 材質 | 購入価格 |
144*278mm | ハンドル2種・バンド2種・おもり | 樹脂使用 | --- |
連続使用時間(仕様より) |
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ナショナルネオハイトップ乾電池 | ナショナルウルトラネオ乾電池 |
約 3.5時間 (20℃時) | 約 7時間 (20℃時) |
【特 長】(製品箱より) ●用途に合わせて使い分けができる、2タイプのハンドル付。 ●ハロゲン球の採用で、明るさ約2倍アップ! ●水深60mでの使用に耐える、耐水圧設計 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 昭和の時代の強力防水ライト「BF-772」です。以前タナケンファンさんから譲ってもらったNationalセールスマンカタログを見てから、ずっと気になっていたライトです(現在所有の’86〜’95のカタログに掲載。2000年にはカタログ落ち)。そして2005年11月に、ライトの方もタナケンファンさんから譲っていただきました。ありがとうございます! ライト本体には幅29mmのレールがあり、付属の2種類のグリップ又は、ハンドルの着脱が可能です。手さげハンドル使用時は、レバー式のスイッチがハンドル内に隠れるため、誤点灯の防止になります。持った手の人差し指と親指を使ってON/OFFできます(意外と使い勝手は良い)。もう一つのグリップハンドルは、H&Kのライフル又は、サブマシンガンのグリップの様で、かなりカッコイイです。やはり、スキューバダイビング等の水中での使用には、ピストルの様にライトを構える使い方が良いみたいですね。 たぶん、コレが初めてだと思いますが、このライトには『おもり』が付属しています。107gの鉛の塊を二つ、ライト本体(内部)にネジで固定します。これは、水中でライト前部がプカプカと浮いてしまうのを防止するためのものだと思われます。故に、地上での使用など、鉛(重し)の必要性がない場面では、外しておいた方がいいみたいです(アルカリ電池6本装填時、鉛との組み合わせで2kg近くの重さになります)。 明るさは、2006年1月現在においても“強力”と呼べるだけのものがあります。同社製の大型強力ハロゲンライト「BF-777」よりもいくらか明るいです。屋外での有効射程は100メートル以上はあると思います。配光は、中心部がかなり明るい遠射向けのスポット仕様です。現在当方が所有する100万カンデラライト「TL-404」(の最も照射パターンがキレイな個体)に近いものがあり、このセッティングは使いやすくて気に入りました。 * ぜひ一度、水中で使用してみたいもの(今のところ、予定は未定)ですが、現在ではこれよりもコンパクトで明るいライトが、アメリカのメーカー等から発売されています。それらのライトに「おもり」は入っておりません。きっと浮力が関係しているのだと思います。 |
用途に合わせたハンドルをセレクトできます。 ライト本体にあるレールに、各ハンドルを差し |
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ピストルグリップを装着。かなりカッコイイ。 | |
地上では無駄に重たいですが、グリップハンドル 装着時のバランスは良い。 |
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グリップした手の人差し指を使いON/OFF。 | |
左:National BF-772 中央:PrincetonTec SHOCKWAVE LED 右:PrincetonTec shockwave U |
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近距離照射比較
距離 約 3m |
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* National BF-772 は、単1形アルカリ乾電池を
6本使用。 * National BF-777 は、単1形アルカリ乾電池を 6本使用。 * National BF-792 は、単1形アルカリ乾電池を 4本使用。 * OHM TL-404 は、内蔵の6V鉛蓄電池を使用。 |
長距離照射比較
写真中央部までの距離 約 100m |
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* National BF-792は、本体が緑色のハロゲンタイプ(2005年発売)を使用しました。
近距離照射比較
距離 約6m |
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* 比較に使用した4つのライトは、全て焦点の調節ができない(可変スポット構造ではない)ライトです。
至近距離照射パターン比較
距離 1m |
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* BF-777の上下にある影は、レンズ前部にあるフロントガードによるものです。
おまけ
* 昭和を感じさせられる箱と取説です。
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