電池がどれでもライト
BF-104F
National |
Made in China
電源 | 光源 | 防水性 | 本体重量 |
単1・2・3形乾電池 各2本使用可能 | 2.5V/0.75A ピリケン球(MB-25P75K) | 防滴構造 | 502g(単1形アルカリ乾電池2本含) |
本体サイズ | 付属品 | 材質 | 購入価格 |
112*200mm | ナイロン製のひも(電池別売) | 樹脂使用 | 1,280円 |
連続点灯時の電池寿命(仕様より) |
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単1形 | 約 10時間 | 約 4時間 |
単2形 | 約 5時間 | 約 90分 |
単3形 | 約 90分 | 約 20分 |
【特 長】(製品台紙より) ●これは便利! ●「いざ!」という時、電池がどれでも(使える)ライト ●3サイズを同時装着可能! ●雨でも使える防滴構造! ※アルカリ、マンガン乾電池専用(充電式電池は使用しない) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2005年度グッドデザイン賞金賞に輝いた、世界のナショナル製「電池がどれでもライト・BF-104(F)」です。一般的な単1・2・3形の乾電池がどれでも使用できる“エマージェンシー仕様”が売りといった感じのライトですネ!ネットだけではなくテレビのニュースでもこのライトが紹介された事もあってか、「便利そう!」とか「なんで今までなかったのかしら!」等等、私の周囲の非懐中電灯マニアな人々も興味を持ったり購入を検討したりと、宣伝効果の方も上々だったんじゃないのかな?なんて思います。 本体後部のダイヤル式スイッチを回し、点灯に使用する電池をセレクトします。持った手の親指でプッシュしたりスライドさせたりする一般的な懐中電灯と比べると、このダイヤル式のスイッチでは片手で持っての操作に難を感じます。このダイヤル式電池セレクターとは別に、プッシュ式のスイッチがあれば?なんて思いましたが、このライトが誕生した目的なんかを考えると「いざ!」って時にはそう頻繁にチカチカやらないから、別にいいのかなぁ?なんて思いませんでした。 このライトが光源に使用するのは、クリプトンガスが封入された2.5Vピリケン球です。本体内部の端子板には、予備球(別売)を収納しておけるスペースがあり、不意の球切れに備える事ができます。今日の懐中電灯では割と一般的な電球を使用している点も、「いざ!」という時のための安心につながると思います。 明るさは、乾電池を2本使用する一般的な懐中電灯レベルです。スポット(焦点)の調節はできません。照射パターンはムラのあるスポット仕様で、屋外での有効射程は7〜15メートルといったところでしょうか。個人的に…ですが、夜、散らかった室内や悪路等を歩くのに必要な光は、こういった一点集中スポット光よりも、なるべく近場を広範囲に照らす事ができるワイドな照射だと思うのですが、一般的にはどうなんでしょう?? * 単一形(約10時間)+単二形(5時間)+単三形(90分)っていう予備タンク的な使い分けランタイムには、意外な魅力があるかもしれません!(←なんて以前BLOGの方で書いてしまいましたが、製品台紙にも“3サイズ同時装着可能!”と書いてありました・・・)^笑^ |
* シュアファイアやプリンストンテック、あとGENTOSのLEDライトなんかをいつも使っている日本フラッシュライトチャンネルの管理人からは、2005年度『ちょっち残念だったで賞』を差し上げたいと思います。
近距離照射比較
距離 約 3m |
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* National BF-104 は、単1形アルカリ乾電池を、2本使用。 * National FF-002 は、単1形アルカリ乾電池を、2本使用。 * MAG-LITE 2D は、単1形アルカリ乾電池を、2本使用。 * SUREFIRE E2e は、CR123Aリチウム電池を、2本使用。 |
中距離照射比較
距離 約6m |
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* SUREFIRE E2eのみ、6V仕様のライトです。他は3V。
至近距離照射パターン比較
距離 1m |
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* MAGLITE-2Dは、ややスポット状態での照射です。
おまけ
* 今回の照射比較に使用したライト4本。一番小っちゃいのが一番明るかったりします。
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